脳ドックの
よくある質問
当院では脳に関連するトラブルが起きやすくなる40歳を節目として、その年齢を超えている方には脳ドック受診をお勧めしています。脳の病気は命に関わったりその後に障害が残ってしまうことも多いため、転ばぬ先の杖として脳の健康状態がどうなっているのかを知っていただく機会はとても重要だと思います。まだ症状が特にない方こそ、効果的な予防をすることで人生がより豊かなものになると考えます。
脳卒中とは何ですか?脳ドックを受けると回避できるのですか?
脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血という3つの病気の総称です。脳の血管が詰まる、破れる、そして動脈瘤が破裂するという怖い病気ばかりなので、早期にリスク因子を見つけて予防することが大きな意味を持ちます。脳ドックはそのためのもので、人生設計の一環としてお考えいただくとメリットを感じていただけると思います。
予約の方法を教えてください。
当ホームページにある予約フォーム、またはお電話にてご予約ください。
待ち時間はどれくらいですか?
脳ドックは完全予約制につき、予約時間にお越しいただければお待たせすることはありません。
MRI検査とは、どんな検査ですか?
磁石と電波を使って体の内部を撮影する検査のことです。頭部MRIが有名ですが、当院では脳ドックだけでなく体のさまざまな部位に対するMRI検査を行っています。
MRI検査では、放射能は大丈夫ですか?
よく誤解されやすいのですが、MRI検査はレントゲンとは違って放射線を使用しないため被爆のリスクはありません。ただし磁力を使用するため金属に反応します。
閉所恐怖症だとMRI検査は難しいと聞いたことがあります。それは大丈夫でしょうか?
検査機器の中に入る形で撮影を行いますので、そのような噂があるのは事実です。検査技師はこの点を十分踏まえており、負担の少ない検査方法を工夫しております。それでもご不安をお感じの場合は遠慮なさらずそのことをお伝えください。受診者さまの事情を最優先に安全、安心な検査を行っています。
MRIを使った脳ドックができると書いてありますが、大きな病院の脳ドックとは何が違うのですか?
基本的な検査内容は同じですが、当院では脳神経外科医が院長を務めており、より専門的な検査・診断が可能です。また完全予約制により待ち時間なく検査を受けていただけるメリットもあります。
担当の先生はどんな人ですか?
院長は脳神経外科医(男性)、副院長は放射線科医(女性)という態勢で診察を行っています。異なる診療科目からのアプローチでダブルチェックの診断を行っているため、より高精度な診断を可能にしています。また女性医師が在籍していることにより女性特有の病気や健康に関するお悩みなどにも幅広く対応しています。
脳ドック専門という印象を受けますが、それ以外の検査・診察は行っていませんか?
当院の診療科目は脳神経外科、神経内科、放射線科、です。当院の検査機器を活用して総合的な検査および診察を行っています。
子供もMRIの検査を受けられますか?
MRI の検査時間は30分程度かかります。騒音対策でヘッドホンを使用しています。ご家族がMRI 室に一緒に入って検査することもできますので、お子さんも安心して検査を受けることができます。
脳ドックには健康保険が使えますか?
使えません。脳ドックはまだ病気が発症していない状態で検査をするため、人間ドックや健康診断と同様に保険診療の適用外となります。 ただし、脳ドックで発見された疾患に精密検査や治療が必要な場合は、保険診療が適用されます。
交通事故で受診する場合はどうしたらよいですか?
人身事故の場合、警察への届出が必要になります。また、自動車の自賠責保険や任意保険の担当者に連絡し、病院へ行く旨を伝えてから来院してください。手続きをしていない場合は、原則的に健康保険が使えませんので、全額自己負担となります。
補助金や助成制度はありませんか?
健康保険組合や市町村自治体等で、脳ドックに対して補助を出すところが増えています。ご自身の所属する健康保険組合や自治体にお問い合わせ下さい。
何年おきに受診すればよいですか?
受診結果によっても違ってきますが、特に異常のなかった方では2 ~ 3年に一度受診をお勧めしています。
どの病院やクリニックで受診しても内容は一緒ですか?
MRI検査の精度の違い、専門的な医師がいるか、検査時間、待ち時間、検査項目、結果報告の方法などの違いがあります。日本脳ドック学会が推奨する脳ドック認定施設を公開しております。北村クリニックは日本脳ドック学会認定施設で脳ドックに必要な脳神経外科医・放射線科医がいます。
※脳ドック認定施設