Kitamura Clinic
神戸で脳ドック・MRI検査なら北村クリニックで
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脳卒中・
脳梗塞

〔 持病がある 〕

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brain infarction
高血圧や高脂血症、糖尿病など指摘されたことがありませんか?
生活習慣病によって脳卒中、脳梗塞のリスクが高まります。
早期治療で予後が大きく変わります。

About

脳卒中・
脳梗塞について

脳卒中や脳梗塞は何の前触れもなく、突然発症するケースが多いのが特徴です。

しかし、なんらかの前兆が見られた段階ですぐに治療を行うことができれば、治療後の経過が大きく変わります。

脳卒中や脳梗塞の予兆を知るとともに、脳ドックを受診して早期発見に努めることがご自身の命とこれからの生活を守ります。

また、高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病との関わりが深く、生活習慣の改善とバランスのよい食生活が予防につながります。

知っておきたい、
脳卒中・脳梗塞と
考えられる予兆

すぐに言葉が出てこない

原因がわからないいつもと違う頭痛がある

体の片側の手足の感覚がなくなる

めまいや耳鳴りがする

もの忘れがひどくなる

会話がもつれてろれつが回らない

手足のしびれや脱力感がある

ものが見えにくく二重に見える

無意識に手にもったものを落としてしまう

など、こうした症状にお気づきの方は今すぐ当院にお越しください。

脳梗塞の症例

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気です。血管が詰まってしまうことによってその先の脳細胞に血液が行き届かなくなり、
酸素や栄養分を送ることができなくなって、脳組織に障害が生じます。脳梗塞の中にも、いくつかの種類があります。

ラクナ梗塞
特徴一般的な脳梗塞と同様、半身の脱力、半身のしびれ、しゃべりにくさが主な症状ですが、小さな脳梗塞なので症状が軽いこともあります。また、意識障害が起きることはありません。運動麻痺や感覚障害などの大きな症状がなくても、脳のいろいろな場所に再発を繰り返すと、認知症、言語障害、嚥下障害の原因となることがあるので、注意が必要です。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法血液の固まりができるのを抑える抗血栓薬、脳細胞を保護する脳保護薬などが使われ、抗血栓薬には点滴薬と飲み薬があります。発症して4~5時間以内、かつ脳がまだ壊死していない場合は、「t-PA」という血栓を溶かす血栓溶解剤が使えるため、できるだけ早く病院を受診することが大切です。加えて、機能回復のためにリハビリテーションを行なうことも重要な治療の一つです。
アテローム血栓性脳梗塞
特徴脳内の比較的太い動脈や頚動脈の動脈硬化が進行し、血栓を形成してつまらせたり、血栓が血管の壁からはがれて流れていって、脳内の深部の血管をつまらせてしまうことによって生じる脳梗塞です。”アテローム”とは、粥状硬化(じゅくじょうこうか)という意味で、動脈硬化でおこる血管の変性のことです。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法アテローム血栓性脳梗塞の薬物治療は抗血小板薬が中心です。急性期にはアスピリンやクロピドグレルの内服、あるいはオザグレルナトリウムの点滴が行われます。また抗凝固薬であるアルガトロバンの点滴治療も行われます。
心原性脳塞栓症
特徴心臓内にできた血栓が脳内血管まで流れて閉塞させるタイプの脳梗塞です。特に心房細動という不整脈や心臓弁膜症などの心臓病をもっている方に多いと報告されています。特に最近、高齢者では、心房細動による脳塞栓症は増加しています。心臓は正常な拍動を示すときには血栓はできませんが、心房細動が生じると血栓が形成されやすくなります。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法心原性脳塞栓症は、発症4.5時間以内の超急性期の場合には、tPA静注療法の適応となります。tPA投与にて効果が無い場合には、直ちに脳血管内治療(血栓回収療法)を行うことが推奨されています。この治療は発症からの時間が早ければ早いほど、そして再開通までの時間が早ければ早いほど、症状が直ちに回復し、最終的な後遺症も少なくなることが報告されています。
脳出血
特徴脳出血とは、脳の細い血管が裂けて(切れて)、脳の組織の中に直接出血することです。出血した血液は固まって、血腫(けっしゅ)と呼ばれます。この血腫は、直接脳の細胞を破壊したり、周囲の脳を圧迫したりして、その部分の脳の働きを傷害します。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法高血圧性脳出血の治療は、内科的治療が原則です。血圧を正常値まで下げて、安静加療を行います。出血量が多い場合には頭蓋内圧が亢進するため、それを抑制する点滴薬を使用します。外科的治療は血腫量が多い場合に考慮します。最近では低侵襲な手術法として、内視鏡を用いて血腫を除去する手術も行われています。
くも膜下出血
特徴脳内の主要な血管は、脳とその表面にあるくも膜と呼ばれる薄い膜の間を走行しています。そのため、その血管が裂けて出血した場合には、血液は脳とくも膜との間のすきま(くも膜下腔といいます)に急激に広がり、くも膜下出血と呼ばれます。くも膜下出血は、あっという間に脳全体に広がり、脳全体に強いダメージを与えます。大出血をおこすと、昏睡状態となり、突然死を来すこともあります。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法クモ膜下出血急性期の治療は、大きく2つの方法に分けられます。
①脳動脈瘤クリッピング術
全身麻酔の手術です。頭皮を切開し、頭蓋骨を一部取り外してくも膜下腔を経由して脳動脈瘤に到達し、動脈瘤にクリップをかけます。
②脳動脈瘤コイル塞栓術
こちらもほとんどが全身麻酔で行われます。太ももの付け根から動脈に管を入れ、血管の中から動脈瘤に到達し、治療用の細いカテーテルを用いて動脈瘤をプラチナ製のコイルで充填するものです。
一過性脳虚血発作
特徴手足のしびれや運動障害、言葉の障害などの脳卒中の症状が、短時間、通常は1時間以内に消失してしまう発作で、画像診断では脳梗塞の病変が認められないものを一過性脳虚血発作と呼びます。
診断方法問診(特徴的症状)、診察(異常所見がない)、頭部MRI検査
治療方法脳卒中の予防を目的とし,抗血小板薬とスタチン系薬剤が使用される。頸動脈内膜剥離術または動脈形成術+ステント留置術は,一部の患者,特に神経脱落症状はないが脳卒中リスクが高い患者で有用となりうる。心臓に塞栓源が存在する場合は,抗凝固薬の適応となる。

北村クリニック

診療科目:脳神経外科・脳神経内科・放射線科
住所:〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町3-5-14
TEL:078-261-3533
アクセス:JR新神戸駅・JR三宮駅から徒歩約8分
無料提携駐車場(ホテルピエナ神戸)
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隣接地に有料駐車場有

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